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かしこさが1あがった

ねこ 「ちゃと」脱走 室内ねこの脱走対策

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室内でねこを飼っている家庭が8割くらいだという資料を見たことがあります。完全に室内ねこにするメリットはいろいろあります。まずは、交通事故の防止、感染症やノミの防止、ご近所に迷惑をかけないなどです。しかし、室内ねこのつもりなのは人間の都合で、ねこの中には外に出たいコもいるのです。ねこを飼っているみなさんは季候の良い頃、窓や扉を開けたいときはどうされてますか。

我が家では、最初のねこ「ちゃと」が、引き戸を開けることができるようになった頃、脱走対策の必要が出てきました。当時はまだペアガラス製の重いガラス戸は開けることができなかったのですが、網戸は簡単に開けられます。網戸さえ固定できれば良かったので、百円ショップでこんなモノを買ってきました。

A4ファイルの留め具

A4ファイルの留め具

A4サイズの用紙を背表紙の部分で留めるアイテムです。100円(税抜き)で何個か入っているので1階の全ての窓にセットしてもそれほどお金はかかりません。これを網戸のレールに挟み込むだけです。

網戸のレール

網戸のレール

A4サイズで、長辺の長さが約29cmしかないので、網戸が固定されるまで何本かを使い、一部はハサミで切り取ってきっちり収まるように合わせます。

網戸にセット

網戸にセット

これ以上はキチンと固定する必要はありませんw

手で取るとすぐ外れる程度で、ねこの力で網戸が動かなければいいのです。年数が経つと日焼けして劣化しますが、100円なので気楽に交換できます。

しかし、「ちゃと」が活発になってくると、なんと網戸を突き破って脱出するようになったのです。ガラス戸を開けて網戸が露出しているときは、誰かが在宅しているときですから、「ちゃと」が網戸を突き破って脱走しても、すぐに捕らえられ、私にお尻ペンペンされて連れ戻されるというパターンが何度か続きました。

また、徐々に力がついてきた「ちゃと」は、重いペアガラスの戸も動かせるようになってきました。

そこで、今度はガラス戸を固定するためにツッパリ棒をかまし、網をビニールタイで結んで網戸を破ることができないようにしました。

ちなみにどれも100円ショップでそろいます。

3匹のねこ2

ツッパリ棒と網

網戸が破られるような足場がしっかりしている掃き出しの窓以外は、網戸が露出していても脱出しようとすることはありません。居間のガラス戸と和室のガラス戸の2ヵ所にツッパリ棒&網を施し、簡単に脱走することはできなくなりました。

「ちゃと」以外の2匹のメス猫は脱走しようとはしません。「くぅ」の場合は野良生活が長かったので外への憧れは薄いのかもしれません。勝手口や玄関を開けても、そこに線でも引いてあるかのように出ようとしません。この点は楽でした。

「ちゃと」は、オスだからなのか、好奇心が強いのか、油断すると外に出ようと試みます。

「ちゃと」がいるそばで勝手口を開けなければならないとき、「ちゃと」の目の前にゴミ箱を2個並べて外に出ないように障害物を置くのですが、これが余計に障害物を越えたいという気持ちを煽ってしまうのか、ぴょんと跳び越えてわざわざ外へ出てしまいます。

 

息子が「ちゃと」を構い過ぎて嫌われており、「ちゃと」がわざと息子の布団にオシッコをしたりするため、息子の部屋には入れないように、息子の部屋の扉には細工をしてあります。

ドアノブ横

ドアノブ横

これは別の部屋のドアノブです。横向きになっており、上に乗ると扉が開いてしまいます。そこでドライバーでドアノブのネジを外し、次のように付け替えました。

ドアノブ縦

ドアノブ縦

人間が開けるときに工夫が必要ですが、これでキチンとドアを閉めれば、ねこには入れなくなります。

しかし、キチンと閉めてなければ部屋に侵入されます。しかも窓を開けていたことがあり、窓から脱出して、ひさしの上で下りられなくなって鳴いているところを捕まえたこともありました。

2階から飛び降りるのはちょっと怖いらしく、ベランダの手すりの上には乗るのですが、飛び降りたりはできません。我が家は1階と2階の間に中2階(ミサワホームの中心蔵)があり、2階が一般の住宅より高い位置なのです。なので、脱走対策は1階が中心でした。

1階で対策をしていなかったのが、お風呂の中の窓です。

風呂の窓

風呂の窓

ハンドルを90度左に回して押し開けるタイプの窓です。ただ全く無防備ではなく、ちゃんとアコーディオン形式の網戸がついています。「ちゃと」の知恵と力があれば、割と簡単に動くのです。この網戸を固定するアイデアは浮かびませんでした。

アコーディオン形式の網戸

アコーディオン形式の網戸

しばらくして、ココがたまに開いていることを「ちゃと」に知られてしまい、何度か脱走され、妻と揉めました。

そもそもなぜ風呂場の窓を開けるんだという話です。

二人とも共働きなので、開けるのは休日の天気が良い日だけでした。妻の言い分もわかります。湿気がこもるからです。でも、脱走の対策ができないんだから開けないようにしようということで妻もしぶしぶ納得したはずでした。

そして、事件は起こりました。

 

 

 

2014年4月28日月曜日の朝、この日は平日で仕事もあり家族全員が留守になる日。ねこの朝ご飯ができた頃になって「ちゃと」がいないことに気づいた。家の中をひととおり探しましたがいない!

そういえば、前日の夜ご飯の時もすぐに来なかった・・・・というより食べに来たところを見ていない。

家族みんなが、それぞれ何かしらやることがあって「ちゃと」がいないことに気がついていなかったのだ。

どこからか脱走したのかも。もしや・・・・妻に確認してみた。

 

私「昨日、お風呂の窓開けてないよね。」

妻「あけた・・・・・、夕方ちょっとの間・・・・。ごめん。」

 

あんなにこの前話し合ったのに、なんということだ!

仕事へ行かないといけない時間が迫っているときに、まったくイライラする!

『なんで?この前、話したばっかりなのに!なんで開けるんだ!』という言葉が頭に浮かんだ。

妻にその言葉をぶつけ、怒鳴りつけたい気持ちをこのときはグッとこらえた。

今言っても仕方ないし、妻が悪いと思っていることが明らかだったからだ。

それより家の周辺をさがそう。

今までに脱走したときは短時間で発覚していたので、せいぜいおとなりの敷地くらいまでした出て行ったことはなかったのだ。

数分のうちに周辺を見回ったが見つからず、仕事へ行かなければならない時間になった。

「ちゃと」が帰ってきたときのためになにかしておきたかったが、無人の家を空けておく訳にもいかない。他の2匹のねこもいるし。やむをえず、家族はそれぞれ仕事へ行った。

なかなか仕事が手につかない、落ち着かない一日だった。

夜、帰宅後に捜索を始めた。

自宅周辺から徐々に捜索範囲を広げて捜したが見つけられない。

周囲が見えなくなり雨も降り出した。

足がくたくたになるまで歩き回ったがダメだった。

 

翌日の29日は祝日、朝から雨も降っている。27日の夜から「ちゃと」はご飯を食べていない。さぞおなかがすいているだろう。

よその家に保護されてるということはないだろうか。そのときは、うちにその情報が届くことはあるのか、町内会の回覧板とか?・・・。保護した家がどう考えるかだ。わからないことを考えても仕方ない。

住宅街でも車の通りは多く、近くには2車線の大きな道路もある。最悪の事態は交通事故ということもある。考えたくはないが、道路の脇に茶色の物体が転がっていることも想定しながら捜す。

こんな形で「ちゃと」は、いなくなってしまうのか。お別れなのか。

 

4月30日、

5月1日、

5月2日、

そして5月3日。

もう捜し歩くのも疲れはてた。今日は天気もいい・・・。

ぼーっとテレビを見ていると、「くぅ」がサササッと窓の網戸のところに行った。

目の端で見るとはなしに見ていると、「くぅ」の様子が違うことに気がついた。

網戸の外側、庭のバードバス(鳥の水飲み場)のあたりをじっと見て、口が「うにゃ」と言っているように動く。(声は出ていない。)

我が家の庭

我が家の庭

 

はっ!「ちゃと」かっ!

そっとレースのカーテンをめくり、外を見ると、少し薄汚れ、毛並みがボサボサになった茶色のねこがいた。

「ちゃと」だ。

静かに急いで妻と息子を呼び、2次被害を防ぐため「くぅ」と「ちぃ」を閉じ込め、外へ出る。

玄関を開け放ち、追い込む作戦だ。

「ちゃと」を呼んでみるが、近づくと逃げる。

なんだよ、いつも膝の上に乗ってくるくせに、ご飯をくれとねだるくせに、こんなときには逃げるのか。

追いかけるから逃げるんだとはわかっているが、見つけた興奮で捕まえようとする怖い雰囲気が、「ちゃと」に伝わっているのかもしれない。

家の反対側から息子が挟み撃ちにしようと迫る。

隣の家の敷地に逃げる「ちゃと」。

さらに向こう側に回る息子。いいぞ、やるな息子。

再び我が家の倉庫の下、コンクリートブロック1個分の高さがあるすきまに潜り込む「ちゃと」。

手が届く範囲にはこない。しかし、だいぶ追い詰めた。

妻が家の中からちくわを持ってきた。いつもビニールのパックから取り出しただけで「ちゃと」が大騒ぎする大好物、練り物は塩気が多いのであげちゃダメなやつだ。いつもなら、爪の先ほどしかやらないけど、非常事態なので大サービスである。

倉庫の下から出てこないと食べられない位置に少し大きめに千切ったちくわを置いて待ち構える。

 

おなかがすいていたんだろう、そーっと首を伸ばして食べに出てきた。

ガッ!と首の後ろをつかんだ!

「ちゃと」は抵抗し倉庫の下へ潜ろうとする。

私の右手は爪でひっかかれてかなり痛いが、絶対離さない。

徐々に「ちゃと」の力が弱まり、ずるずると引っ張り出され、ようやく確保した。

 

家の中へ連れ帰る。失踪中に雨の日もあったのでかなり薄汚れている。お風呂で洗ってやらなければと、洗面所まで連れてきた。

妻も一緒にやってきた。息子は、もう自分の部屋に戻っていったようだった。

右手のひっかかれた傷からはかなり出血していて痛い。

ありゃ?妻の顔が赤い。

 

 

妻「ちょっと貸して」

 

 

「ちゃと」を私の手から取り、抱きかかえた妻が、急に泣き出した・・・・。

 

 

妻「ちゃとぉぉぉ・・・・、ごめんね~ごめんね~。」

 

 

そのまま「ちゃと」を抱えたままで、くずれるように座り込み、涙がポロポロとこぼれ落ちている・・・。

あぁ、風呂場の窓を開けていて逃げ出す原因になってしまったことを、「ちゃと」に詫びて泣いているんだ・・・・。

原因が発覚したあのとき、妻を責めないで良かった、こらえて良かった。本当に良かった・・・。

脱走から数日経っており、もう見つからないのではとあきらめかけてきた頃だったので、妻も自分をかなり責めていたのだろう。そんな妻の心に気づかず、自分だけがイライラしていたことを反省した。

「ちゃと」は、嫌いなお風呂に入り、ご飯も食べ落ち着くと、安心したのかしばらくの間はずっと眠っていた。

 

と、いうことで事件は解決しました。あれ以来、「ちゃと」は、脱走しようとする気配がなくなりました。数日間のサバイバルは、かなり堪えたようです。妻もあれ以来、一度もお風呂の窓は開けません。その後、お風呂は改装して浴室暖房乾燥機をつけたので湿気の心配もなくなりました。

後で冷静に考えると、「ちゃと」は3匹のねこの中でも臆病で怖がりだから、それほど遠くへ行っていなかったのではないかと思います。それと、脱走するたびにお尻ペンペンしていた行為が、脱走を叱られているのではなく、外から家に帰ったときにペンペンされるので、家に帰ると怒られると思っていたフシがあります。虐待のつもりはなかったけれど、このせいで家に帰れなかったのかもしれないと思うと、自分自身、猛省です。

また、このたび「くぅ」の活躍があったことも忘れませんw

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