私がPCの自作をはじめた頃は、パーツの相性なんかがある時代で、正しくパーツを集めても動かないことがあるなんて信じられない無駄遣いが発生する恐怖と戦いながらやりはじめました。
パーツの相性を確認するために、パソコンショップのウェブサイトなどで研究を重ねる作業も大変だったけどおもしろ楽しい時間でした。
これから自作をはじめようと考えている方へ、友人・知人のPCをたくさん組んできた経験から、アドバイスしたいと思います。
PCを使ってデジタルで絵を描くとか、動画を編集するとか、オンラインゲームをするなどの目的はありますか?
絵を描くときは、メモリを多く積む、動画のエンコードにはCPUの性能を高く、オンラインゲームをするときは、グラフィックボードにお金をかけるなど、目的がはっきりしていれば、自作をする意味が出てきます。
ただ単に市販のPCより安くつくという目的の方、ネットでサイトを見るくらいで特に目的がない方、安いだけならノートパソコンでも2万円を切るモノがあります。ショップで組んであるモノを買うという手段もあります。
何か分からない事柄にあたったときにすぐにサポートセンターへ電話したり、友人知人に頼ろうとする方は自作には向いていないと思うので、家電量販店で手厚いサポートがついたメーカーモノを買いましょう。
自作PCは、すぐ壊れます。というか、ホントは壊れていなくても不調になります。例えば、CPUファンの速度を監視しているとき、ファンのスピードが下がったら起動しなくなります。このような不調の原因を特定し自分で直せるようになることを目指しましょう。
エラーメッセージやどうしているときに不調が出たか、などを検索ワードに入力するだけでもある程度のことが予測できるようになります。昔では考えられないほど何でも出てくるんです。ネットってすごいですよね。