【PC自作】corei9-9900k(第9世代CPU)で組む(2019年9月時点)

2019年9月25日

私が使っているパソコンは2台が常に稼働しており、1台は予備パーツを寄せ集めて一応動く状況です。

パーツ構成は次のとおりです。簡単に書きます。

 メインPCサブPC予備PC
用途動画編集動画再生、ゲームネット閲覧
CPUCore i7-8700kCore i7-6700Core i7-4770K
マザーボード(チップセット)Z370H170Z87
メモリDDR4 PC4-21300
8GB×2 (16GB)
DDR4 PC4-17000
8GB×2 (16GB)
DDR3 PC3-12800
8GB×4 (32GB)
グラフィックボードGTX1060GTX 750Ti なし(オンボード)
電源800W850W850W
制作時期2018年3月2016年3月2014年5月

約2年に1回のペースで、CPUとマザーボードを交換しています。今回は、消費税増税の前という口実もあり、メインPCの更新をします。

PC自作の良さは、中心的パーツ以外は部分的に交換できることです。メインPC、サブPCともにCPUクーラー(水冷)の不調、ケースファンの異音の発生などから、部分的には新品に置き換わっています。

PCケースは頻繁には交換しないパーツですが、今回はケースの新調も含みます。

私のPCを組む上での重要なポイントは、動画エンコードに使うという点です。この度は、かなり高額ではありますが、CPUに「Core i9-9900k」を使うことを前提とします。

CPU:Core i9-9900k

第9世代CPUの比較

モデルCore i9-9900KCore i7-9700KCore i5-9600K
コア/スレッド8/168/86/6
キャッシュ16MB12MB9MB
ベースクロック3.6GHz3.6GHz3.7GHz
TB時最大5.0GHz (1/2 Core)4.9GHz (1 Core)4.6GHz (1 Core)
対応メモリDDR4 2666DDR4 2666DDR4 2666
TDP95W95W95W

私の現在のメインPCのCPUは第8世代CPUです。その性能は次のとおり。

モデルCore i7-8700K
コア/スレッド6/12
キャッシュ12MB
ベースクロック3.7GHz
TB時最大4.7GHz
対応メモリDDR4-2666
TDP95W

比べてみると、第9世代といえども「Core i7-9700k」では、あまり性能差がないので、更新するなら「Core i9-9900k」を試してみたいのです。

※なお、さらに上位の「Core X」等は価格面から検討の対象外です。

サッカーボールみたいな大きな入れ物に入っています。購入後は机の上にかざっていますが、高価なCPUを買ったことへの満足感があるだけで他の効果はありません・・・・。

グラフィック機能が付いていない「Core i9-9900KF」も発売されていますが、購入時点で価格の差があまりなかったので、「K」を買いました。

マザーボード:ASUS TUF Z390-PLUS

チップセットは最上位の「Z390」を選びました。過去に「H」シリーズのチップセットでUSBの数が微妙に足らなくなって拡張したことがあるからです。

メーカーは、前回「Asrock」で冒険し、UEFI-BIOSの設定画面に慣れなかったので、使い慣れていて安定の「ASUS」に戻りました。

ASUS」のマザーボードのグレードの中で、無線LAN不要、ATX、SATA×6本を条件に低価格のモノを探します。最終的に「ASUS TUF Z390-PLUS」を選びました。

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後でよく考えると、もう少し安い「ASUS PRIME Z390-P」でもよかった気がします。

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メモリ:DDR4-21300

メモリの規格は、前世代PC制作時(1年6ヶ月前)と変わっていないのですが、価格が大きく下がっています。前回購入時には23,000円した同じ規格のメモリが、7,700円の時期があったのです。

短期でも購入時点で大きく変動しており、2019年7月末頃に最も安いと思っていたら、8月中旬には2週間で2倍近くにまで高騰、さらに9月に入ると再び8,000円台になっていました。

消費税の増税のタイミングよりも、価格の変動のタイミングを見極める方が難しいようです。

SSD:M.2 NVMe 1TB

 実は今回の最大の注目ポイントは、ココです。

前世代のPCで「M.2 NVMeのSSD」を導入しているものの、容量の問題でOSのドライブに活用するにとどまっていました。動画編集が少しでも楽になるように、「INTELのOptaneメモリ+HDD」の組み合わせでやってきたのです。

M.2 NVMeのSSD」の容量を1TBにすれば、動画のファイルをOSと同じドライブで処理できるようになるため、HDDで作業する速度とは比べものにならなくなる・・・はずです。

 

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マザーボードのスロットによっては、「M.2 NVMeのSSD」用の熱対策がされているのですが、壊れてしまってからでは遅いので、念のためヒートシンクをつけます。

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グラフィックボード:GTX1660Ti

CPUは「KF」ではなく「K」にしたし、マザーボードにHDMI端子があるし、費用を抑えるためには「グラボなし」でもいいのですが、せっかくの「大型アップデート」だし・・・・。

なにより動画のエンコードには、グラボの性能が関係します。(動画編集用ソフトによります。)

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このあたりが「ちょうどいい」感じです。

CPUクーラー:空冷 虎徹MarkⅡ

2・3ヶ月前にサブPCを冷やしていた水冷パーツから異音が発生するようになり、こちらのパーツに交換したところでした。今回は3台のパソコンからパーツを相互に流用しました。

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ケース:ATX Define R6

サブPCのケースである「P100」が不調となったため、新調です。

※不調の原因は後日記事にします。

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電源:850W

電源は流用品です。玄人志向 KRPW-PT-850W (2013年購入)、かなりの年代物ですがまだまだ活躍してもらいましょう。

今、購入するとしたら、次のモノあたりがおすすめです。

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性能比較

さて、組み上がったPCと前世代PCとの性能差が最も顕著だったのは、動画のエンコードにかかる時間が半分以下になったことでした。

第9世代CPUのパワー、恐るべしです。

オンラインゲームFF14(ファイナルファンタジーXIV)のベンチマークで比べてみました。

そして、前世代PCが次のとおりでした。

これで、充分な快適さなんですけどね。

動画のエンコードより性能差が出なかったのは、グラボに頼るところが大きいからでしょうか。

ちなみに、前前世代PCでも結果は次のとおり。

おお・・・。ところが、普段このゲームをやってるのは前前世代PCです。

 

 

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