【ねこ】治療費

2019年2月28日

動物病院

飼っているペットが病気になったときは、動物病院に連れて行くことになります。

ペットが高齢になり、死んでしまうことは避けては通れないことです。
私も、かつては飼っていた犬を見送ってきた経験も何度かあります。

しかし、自分が子供だったこともあり、死に至る病気になっていることはなんとなくわかっていても、犬を動物病院に連れて行ったりしたことはありませんでした。

テレビやマンガで、動物病院で治療を受けると、高額な治療費を払わないといけないことを知り、たとえペットが病気になったとしても、あるがままを受け入れ、自然にまかせた方が良いのではないか、とさえ思っていました。

我が家では12年前に第1号のねこを飼い始めたときに初めて動物病院を利用し、以来最低でも1年に1回は予防接種等で動物病院にお世話になっています。

人間なら社会保険制度によって、実際よりも安く費用を抑えることができますが、ペットの診察費用は高額です。さほどセレブでもない我が家では、そうそう簡単に動物病院を利用するわけにはいきません。ペット保険なども元が取れるのか不安なところもあり、掛けていないのが現状です。

そんなことを考えているのは、平常時、ねこたちが健康でなんともない時だけだということを思い知ることになりました。

「ちゃと」(猫1号)の異変

1年前くらいから、「ちゃと」の口が臭くなっていることには気がついていました。

人間でも高齢になると唾液の分泌が少なくなりますが、ねこだってそうなるだろうという予想をしていました。ごはんのあとに、口の周りをペロペロと舌でなめますが、あごをガクガクさせるようになり、歯が悪くなっているんだろうとも思いました。

だんだんとごはんを食べる量が減っていき、1年の間に体型はかなりスリムになりました。背中を触るとゴツゴツとした骨が目立つようになっていました。

お正月に、東京に住んでいる義姉が2年ぶりにやってきて「ちゃと」を見るなり、

「病院に連れて行った方がいいよ」

と言いました。

義姉家の猫が3年ほど前に亡くなったとき、すごく痩せてしまったのを見て辛かったから何も異常がなくても連れて行くようにとのことでした。

そのとおりだ、連れていかなきゃいけないと思っていた矢先のことでした。

土曜日の夜20時頃まで外出していて留守だったときに異変が起こっていました。

帰宅したらすぐにねこたちのごはんの用意をしました。

3匹のねこたちのうち、他の2匹はすぐに食べ始めましたが、「ちゃと」だけが、ごはんの近くまで来ているのに食べようとしません。あごの下がぬれています。ん?

少し離れた場所までトボトボと何かを気にするように歩いていき、口を開けようとしては、「シャー」「シャーッ!」と空中に向かって威嚇(?)しています。何か「普通」ではないようです。

近寄って様子を見ていると、あごから多量のよだれのような液体が出ています。

泡を吹いているのかと思いましたが、どうやらあごが閉まらないため、よだれが拭えないようです。ひょっとしたら歯が痛いのではないかと思われました。

大島弓子さん著作の「グーグーだって猫である」にも、歯を抜くために病院へ行く前によだれが出ているシーンがあります。

日中に過ごしていたと思われる場所を観察すると、虫歯の一部が欠けて落ちているのを見つけました。

しかし、今も残っている歯が痛むのでしょう。ご飯も食べられず、かなり弱っています。

翌日は日曜日。動物病院もやっていません。後に日曜でも診察している病院があることを知りますが、このときは月曜日まで待つことにしました。

相変わらずご飯は食べられず、水も飲んでいないようです。

ねこは歯が全部なくなっても、ごはんを飲み込むように食べるので、あまり困らないというような話を聞いたことがありました。ただ、歯を抜くためには全身麻酔で眠らせて入院させる必要があるんだとか。

治療1回目

さらに翌日の月曜日。

入院を想定して行きつけの動物病院へ念のために電話連絡を入れてみると、そのいつもの病院では先生が一人しかいないため、別の病院で入院施術をしてもらうように勧められました。

言われたとおりに紹介された病院へ連絡を入れると、一週間後に予約できますと言われました。

いやいや。急を要します。

すると、とりあえず連れてきてくださいと言われ、診てもらうことになりました。

車で約20分。初めてくる病院です。

診察台で体重を量ると、「3.2kg」でした。3年前は「4.47kg」あったのに・・・・。

臆病なコなので、口の中を見せることもできません。「鎮静剤」を吸わせて眠っている間に治療するということになりました。麻酔とはちょっと違うようです。「鎮静剤」を吸っているときだけ眠り、外すと目を覚ますのだとか。

この日は、たちまち苦痛の原因と思われるぐらぐらと動いていた虫歯を抜き、残りは一週間後に施術するということになりました。

20分ほど待合室で待つと、先生から口の中の写真を見せられ具体的な状態の説明を受けました。歯周病で歯茎は真っ赤、歯の表面は茶色い歯石がびっしり、上下の犬歯4本を残して全て抜歯の予定です。

さらに15分ほどすると、「ちゃと」が目を覚まし、連れて帰りました。

治療費は・・・・、

・初診料 1,800円
・レントゲン検査 6,800円
・血液スクーリーニング検査 11,250円
・鎮静(~10kg) 4,000円
・皮下・筋肉・プラグ注射 5,600円

税金込みでなんと 31,480円

次回はもっとかかるんだとか・・・・・。

1回目の治療後

車に乗せるといつもはにゃおにゃおと騒がしいのですが、帰りの車では静かでした。鎮静剤の影響が残っているのか、怖かったせいなのか・・・。

夜。

先日来、弱り切っていたのが嘘のように、元気になってきました。

翌日以降にみるみる食べるご飯の量が増えていきました。

もうこのまま残りの歯は抜かなくてもいいんじゃないかなぁ・・・。なんてことも思っていました。

治療2回目

さてすっかり元気を取り戻した「ちゃと」ですが、予約を入れている施術の日が来ました。

全身麻酔の予定だったので、1泊しないといけません。問診票などを用意し病院へ。

診察台で体重を量ると、「3.45kg」、なんと一週間で「0.25kg」も体重が増えていました。前回の治療以前にはご飯が食べられなかったのに、痛い歯が一時的になくなったことによって、たくさん食べたんですね。

毛の艶までも回復傾向にありました。

1泊後の明日には、朝早く迎えに来てやろうと思っていました。診察の後は預けて帰ろうとしていたところ、当日中に帰ることができるとの朗報が!

全身麻酔ではなく、鎮静剤でやってみるとのことでした。

夕方17時過ぎ。

抜歯された歯を見せてもらい、説明を受けました。そして、「ちゃと」は!

例のあれです。エリザベスカラーw

「カールじいさんの空飛ぶ家」で「恥ずかしいやつ」と言われる「あれ」です。

抜歯した後の歯茎を縫っている糸を自分でひっかいてしまうから最低でも一週間くらいはつけておいてくださいと言われました。

あーでもー・・・・。あ、はい。わかりました。

うちのコ達、それ苦手なんですよね。というか、それを見ている私たち人間の方が耐えられない・・・。

今回の治療費は、

歯科処置基本セット 68,000円

ただし、前の週にレントゲン検査などを実施していたので、いくつか値引きされ、税金込みで 47,790円でした。

うひっ・・・・。

エリザベスカラー

これをつけると、まず動けなくなり、こたつの中に隠れたまま出てこなくなります。無理に外に出すと、後ろ向きに狂ったように走り、あちこちのモノにぶつかります。2階への階段を駆け上がるときに階段の段にカラーのはしっこを何度もぶつけながら上がるので、首が折れそうです。ご飯も食べられません。

結果、一週間つけておくようにいわれたのに、当日の夜には外してしまいました。

実は以前、ねこ第3号の「ちぃ」が皮膚アレルギーで足をなめすぎてハゲちょろりんになったことがあり、アマゾンでエリザベスカラーを買っていたのです。

そのときもやはり、ねこは暴れまくり、私たち人間の方が見ていられなくなったという経験があったのです。

ねこが慣れるまでつけておくのが正解なんでしょうけれど。

治療3回目

さらに一週間後、経過を診てもらうため、はずしたエリザベスカラーを持って病院に行きました。

エリザベスカラーを外したことは言ったものの、外した時期はうやむやにごまかしました。(まさか当日中に外していたとは言いにくくて)

前2回の診察が超高額だったため、3回目の診察も高額かもしれないと恐れていましたが、1,600円ほどでした。

まとめ

高齢のねこの歯を治療するのに、結果として約8万円の出費となりました。しかし、いざ我が家のねこが苦しんでいる事態になったら、やはりそのままにしておくことはできません。

これから我が家の3匹のネコたちも、高齢化に伴って病院との付き合いも多くなってしまうのかもしれません。

  • B!