【Windows】 「スリープ」を簡単にする方法

2017年12月17日

みなさんは、パソコンを使い終わった後やちょっと休憩するときなどに、「スリープ」を使っていますか。このスリープ状態、とっても便利なんですが、自分の思ったようにならないことがあるんですよね。

スリープにしているのに、ネコがマウスを蹴っていったり、机に手をついたときの振動がマウスに伝わって起動したりします。また、スリープ状態へ移行するのに「スタートボタン」→「電源」→「スリープ」と3回クリックしている方もいるかと思います。

そこで、今回は「スリープ」への簡単な移行方法を解説します。

ショートカットキー

キーボードでちょちょいと操作する方法です。

注意ポイント

「Windows」キー+「X」 → 「U」 → 「S」

あら、簡単w

とはいえ、クリック3回がキーボード3回操作になっただけともいえます・・・・。

ショートカットアイコン

デスクトップに「スリープ」用のショートカットを作る方法です。

デスクトップにショートカットを作成する。

デスクトップの何もない場所を右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」の順にクリックする。

デスクトップを右クリック

動作を設定する。

以下の画面が表示されるので、「項目の場所を入力してください」の欄に

rundll32 PowrProf.dll,SetSuspendState

と入力して、「次へ」ボタンをクリックしてください。太字部分をコピーして使ってください。

ショートカットの作成

この入力項目の欄に別のテキストを入力することで「シャットダウン」「再起動」「ログオフ」等を作成することができます。最後尾で解説します。

ショートカットに名前をつける。

続けて次の画面が出てきますので、「スリープ」と名前をつけてください。

ショートカットに名前をつける

ショートカットのプロパティを開く。

作成したショートカットアイコン「スリープ」を右クリックして「プロパティ」を表示します。

ショートカットを右クリック

アイコンの変更画面に移動する。

ショートカットのプロパティが表示されるので、「アイコンの変更」をクリック

スリープのプロパティ

アイコンを検索する

アイコンの変更画面が出ます。「このファイル内のアイコンを検索」欄に

%SystemRoot%system32SHELL32.dll

と入力して、「Enter」キーを押します。太字部分をコピーして使ってください。

アイコンの変更

アイコンを選択する

アイコンの一覧が更新されるので、お好みのアイコンを選択した上で「OK」ボタンを押します。

アイコンの選択

完成

スリープアイコン

ダブルクリックすると「スリープ」状態になります。

注意事項 (追記:2018.04.30)

上記のショートカットアイコンを作る方法ですが、正しく作動するPCと、そうでないPCがあるようなのです。

ポイントは、「休止状態」「ハイブリッドスリープ」が「有効」なのか「無効」なのかです。

「ハイブリッドスリープ」とは、非常に簡単に言うと「スリープ」と「休止状態」の中間です。

これらが「有効」になっていると、以前でいうところの「スタンバイ」ではなく「休止」になってしまいます。「休止状態」だと、タスクスケジューラから復帰することができなくなります。

せっかく簡単にアイコンからできると思ったのに残念だと思う方、自分のPCの「休止状態」「ハイブリッドスリープ」の状態がわからない方は、次の方法で確認してください。

ハイブリッドスリープの「有効」「無効」

スタートボタンを右クリック。「コマンドプロンプト(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を起動します。

powercfg /a

上記のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。

「無効」状態の場合はこのような表示です。

無効状態

「有効」状態の時は、次のとおりです。

有効状態

もしも、「有効」状態だった場合は、コマンドプロンプトに以下のテキストを入力して「Enter」を押してください。

powercfg /h off

再度、確認して「無効」状態となっていれば成功です。

他の電源操作のショートカット

シャットダウン

こちらのテキストをコピーしてください。

shutdown.exe -s -f -t 0

再起動

こちらのテキストをコピーしてください。

shutdown.exe -r -f -t 0

ログオフ

こちらのテキストをコピーしてください。

shutdown.exe -l

ショートカットの例

ショートカット

Translate »